頭痛と痛みの外来
Headache and Pain Clinic
脳神経外科病院の
頭痛と痛みの外来
お一人おひとりに合わせた
オーダーメイドの痛みの治療
以下のような悩みはありませんか?
- 月に数回我慢できない頭痛がある
- 頭痛で学校や仕事に行けないことがストレスになっている
- 薬が手放せない
- 薬が効かないようになってきたと感じる
- 大きな病気ではないかと不安を感じている
市販薬を止めてしっかり治療
しませんか
頭痛や痛みにより学校に行けない、仕事ができないことで苦しんでいるたくさんの方を見てきました。痛みの治療は、近年薬の進歩により大きく変わりました。
市販薬で一時的に痛みを抑えるのではなく、痛みのない方と同じように生活が送れるよう、お一人おひとりに合わせたオーダーメイドの治療を提供します。
以下のような症状をお持ちの
方は、お気軽に受診ください
- 頭が痛い
- 首が痛い
- 首から肩や腕が痺れる
- 顔の片側に電気が流れる、もしくは鍼で刺されたような激しい痛み
- 口や目が閉じにくいことがある
- 手術ができない方で、腰や膝の痛み
- 肩こりが辛い
主な対応疾患
頭痛
- 緊張性頭痛
- 片頭痛
- 他の疾患が要因となる二次性頭痛
頭頚部痛
三又神経痛
末梢性顔面神経麻痺
腰痛
膝痛
肩関節痛
肩こり
当院の頭痛外来3つの特徴
Features
-
Support 01
お話をしっかり伺います
頭痛の診療において最も大事な部分です。まずは患者さんのお話をしっかりとお伺いします。どのような時に、どのような痛みが、どのくらい長く続くのか。
痛みの原因と治療のご要望をお伺いすることで、お一人おひとりに合わせたオーダーメイドの治療をご提供いたします。
-
Support 02
MRI、CT は基本当日可能
頭痛が症状として現れる病気には命に係わる大きな病気が隠れている場合があります。当院では CT や MRI の画像検査を基本的には当日対応することで、病気の早期発見、早期治療に繋げています。
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Support 03
重大な疾患にも迅速に対応
重大な疾患が見つかった場合でも、経験豊富な脳神経内科、外科医が在籍しておりますので各科合同で迅速に病態を協議して患者様にとっての最適な方針を提供いたします。
診療の流れ
Treatment flow
- 01.
問診
-
病歴をしっかりと聴取します
どのような時に、どのような痛みがあるのか。これまでにどのような治療や薬を飲み、効果があったのか、など、原因を特定するためにたくさんのお話を伺います。
- 02.
検査
-
重大な疾患が隠れていないか、しっかり検査します
必要に応じて検査を実施いたします。CT、MRI、MRA 検査により、脳と脳血管の状態を確認いたします。
※当院では基本的に当日、検査と結果をお伝えいたします
- 03.
診断
・
治療
-
オーダーメイドの治療をご提供します
<主な治療法>
- お薬
- ブロック注射(痛みのコントロール)
- 手術等の高度な医療が必要と判断された場合は総合病院や大学病院へご紹介いたします
頭痛治療について
About Headache Treatment
学校や仕事に行ける
頭痛の無い方と同じような生活が
送れるようサポートいたします。
薬の進歩により頭痛の治療、予防薬が増えました。種類が増えたことで患者さんに合う薬(痛みを取る、痛みの予防)を正しく選択することが非常に重要となりました。
緊張型頭痛
首や肩のこり、精神的ストレスが複雑にからみあうことが原因で発生することが多いと考えられています。
<主な治療法>
患者さんの中には、頭が痛いことで「大きな疾患が隠れているのではないか」と不安になることで、痛みが強くなってしまう方もいらっしゃいます。
問診、検査で異常が無いことが分かると、頭痛が和らぐ方もいらっしゃいます。
薬物治療
痛みが治まらない方には、一般的に痛み止めと言われるお薬を処方いたします。
・ロキソプロフェン ・カロナール(アセトアミノフェン) ・ブルフェン(イブプロフェン) ・ボルタレンSR(ジクロフェナク)
・SG顆粒 ・筋弛緩薬 ・吐き気止め 等
片頭痛
日本では約8.4%の人が発症している発作的に起こる強い頭痛で、頭の片側または両側に脈を打つような痛みが起こることが特徴です。吐き気を伴ったり、閃輝暗点という視野内のキラキラした暗点の出現を伴う場合もあります。
<主な治療法>
痛みの度合いや症状に合わせてお薬を処方いたします。
薬物治療
片頭痛の診断が確定されれば片頭痛に対する治療薬を処方いたします。
ごく軽症の片頭痛の場合は一般的な鎮痛薬で対処していただくこともあります。
・スマトリプタン ・ゾルミトリプタン ・レイボー ・イミグラン皮下注射
・ロキソプロフェン ・カロナール(アセトアミノフェン) ・ブルフェン(イブプロフェン) ・ボルタレンSR(ジクロフェナク)
・SG顆粒 ・筋弛緩薬 等
周期的に片頭痛が起きるような場合には片頭痛の予防薬をお勧めします
<内服予防薬> ・ミグシス ・デパケン ・インデラル 等
<抗CGRP製剤(皮下注射)> ・エムガルティ ・アジョビ ・アイモビーク
※処方には適応条件がございます。
※病院またはご自宅でご自身で注射を行うことが可能です。
片頭痛薬の処方について
片頭痛薬の処方について
患者さんによって薬の効果、また副作用の出方が異なります。そこで当院では、少量お飲みいいただき効果と副作用を伺いながら、患者さんに合うお薬を一緒に見つけていきます。また頭痛の頻度と重症度により、予防薬の使用をご提案させていただきます。
少量のお薬から提供することは、無駄なお薬を出さないと共に、経済的な負担を抑えることができます。
重大な疾患が隠れていた場合
【二次性頭痛】
検査によりくも膜下出血、脳腫瘍、髄膜炎などの疾患の場合、当院の脳神経外科専門医、脳神経内科専門医が連携して治療を行います。
当院で治療が不可能な場合には、適切な医療機関をご紹介させていただきます。